
私の小学校3年生の息子(次男)は、重度知的障害を伴う自閉症です。家族は5人で、長男(中学2年生、健常)、次男、三男(小学2年生、ディスレクシア※)とともに暮らしています。
※ 文字の読み書きに限定した困難があり、それにより二次的な学校不適応などが生じる疾患。
次男の知的レベルは0歳11か月程度で、発語はなく、行動面でもさまざまな困難があります。身体は大きくなり力も強くなっていますが、何でも口に入れてしまいます。現在はトイレトレーニングの途中で、便はオムツにしますが、汚れても理解できず手で触ってしまうことがあります。感覚過敏のため服を着ることを嫌がり、多動症もあるため注意を怠ると裸のまま家から外に出てしまいます。交通ルールを理解していないため、車の往来を気にせず走り出すこともあり、常に危険と隣り合わせです。また、睡眠障害があり、夜中に起きて家中の灯りをつけたり、棚の中身をすべて出したり、冷蔵庫の食べ物を食べてしまうこともあります。食事では食具がうまく使えず、手づかみでボロボロとこぼしながら食べています。
このように日常生活は大変ですが、療育や養護学校の先生方のサポートには本当に助けられており、感謝の気持ちでいっぱいです。
世の中に伝えたいこと
次男に障害があると保育園から伝えられた時はショックで、うつ病を発症しました。療育も大変で全て親がかりなので、正社員の職も手放しました。
子どもに障害が見つかると、親は本当に大変です。重度知的障害の子がいると、外食もままならず、行動がかなり制限されます。障害児の老人ホームのような施設がもっと増えて、子どもの世話から少しでも距離を置くことができれば、親の選択肢も増えます。
子どもが障害児だったら、人生終了のような状況だと、結果的に子どもを産む事に躊躇する方も出てきて、少子化につながります。
安心して子どもが産めるような社会を願います。
— きなこ さんのくらし