動態デザイン研究室100のくらし 一覧
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私は氷河期世代です。大学を卒業して何社も受けましたが採用されず、とりあえず非正規で1年働いた後、転職して正社員として勤め始めました。当時は給与も低く、貯金などできる状況ではありませんでした。やっと貯金ができるようになり結婚し、出産しましたが、生まれた子どもは重度知的障がいをもつ障がい児でした。

その頃になると夫の年収も上がり、結果としてあらゆる支援が所得制限に引っかかってしまいました。必要なサービスも利用料が高額となり、大きな負担を強いられています。障害児が成人するまでの間ずっと所得制限を課され、成人すれば今度は親自身が高齢となり働けなくなる——国はこうした人生の現実を考えたことがあるのでしょうか。

まるで「若い時から高齢になるまで、常に高収入を維持しつづける家庭」だけを想定して制度設計しているように思えてなりません。子どもに関する支援は、すべての家庭に平等であるべきだと思います。そうでなければ、この国で安心して子どもを産もうと思える人はますます減ってしまうでしょう。

世の中に伝えたいこと

障害児福祉の所得制限についてはどうか他人事に思わないでほしいです。いつか当事者になるかもしれない。自分がそうならなくても自分の子供に障がい児が産まれるかもしれません。どうか深刻に受け止めてください。障害児福祉の所得制限は高いボーダーでもなく、少し頑張って働くと引っかかってしまいます。

まき5号 さんのくらし