子どもが障害児です。夫の両親と同居していますが、比較的受け入れていただいている方で、珍しいケースかもしれません。今は都内に住んでいるため、他の自治体と比べれば受けられる手当もある方だと思います。とはいえ、健常の子どもとは違い、どんなに説明しても理解されにくいことが多いため、トラブルにつながったり、予想外の出費が重なることもしばしばです。
外出すると、子どもの体の大きさに比べて行動が幼いことから、どうしても人の視線を集めてしまいます。堂々としたいと思いつつも肩身が狭く感じることもあります。一方で、こちらが「障害がある」と訴えなくても、察して刺激しないように接してくださる方もいて、そのような配慮には本当にありがたさを感じています。
また、最近は「インクルーシブ」という言葉のもと、公園や放課後デイサービスを健常児と障害児で分け隔てなく利用しようという動きも見られます。しかし現実にはとても難しいと思いますし、放課後デイサービスは私たち障害児の親にとっては「最後の砦」ともいえる大切な居場所です。そこを健常児にも広く開放してしまうと、障害児が行き場を失ってしまいます。
健常児には学童という選択肢がありますし、小学3年生くらいになれば一人で留守番できる子も少なくありません。しかし障害児の場合、目を離したら命の危険がある子どもも多く、大人の目がない場所に一人で置くことはできません。
まず社会全体の認識を変えていく必要があると思います。障害児の数が増えている今、「まとめて一緒に育てていこう」という理想だけでは精神的にも物理的にも難しいのです。
世の中に伝えたいこと
インクルーシブが大事だと言われていますが、障害を持たない方が無理に障害をもっている方を受け入れなくても大丈夫です。我慢しないでください。あなたが心から助けたいと思ったら手を貸してください。できれば障がい者があきらかに助けを求めていたら手を貸してくれると嬉しいです。
— ソルト さんのくらし