私の子ども(10歳)は自閉スペクトラム症です。学校に長時間通うことが難しく、一時期は不登校にもなりました。今も安定して通学できず、五月雨登校が続いています。子どもとは同居し、日々の生活の中で支援を続けています。
困難に感じているのは、子どもが学校に行けるかどうかで毎日の生活が左右されることです。そのため自分の時間を確保するのが難しく、外で働くことができない状況です。
一方で、最近嬉しかったことがあります。子どもが習い事で出会った仲間から「ご飯を食べに行こう」と誘いを受け、一緒に行けたのです。学校ではなかなか友達を見つけられませんでしたが、心を打ち解けられる仲間と過ごす姿を見られて、とても嬉しく、成長を感じました。ちなみにその日は、鉄道好きな仲間たちで集まり、マクドナルドなどではなく、駅のホームの立ち食いそばを食べに行ったのが、なんとも微笑ましく印象的でした。
世の中に伝えたいこと
障がいを抱える子どもと暮らしていても、健常の子どもと同じように、日々の暮らしの中には楽しみも悲しみもあり、家族として共に過ごしています。今の社会では「健常者」や「普通」の基準がとても狭く、その枠から外れるとすぐに差別の対象となってしまうことに、強い違和感を覚えます。
誰もが、けがや病気などでいつ障がいを持つ立場になるかわかりません。ですから、「自分とは違う存在」として線を引くのではなく、同じように生きる仲間として受けとめていただきたいです。差別や偏見のない社会になっていくことを願っています。
— みずの さんのくらし